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 手のひらの海に、汐はまた満ちる。それまで待とう、死ぬのは。(皆川博子『ひき潮』より) ―――吉川楡井の狂おしき創作ブログ。

-週刊 楡井ズム-

   
カテゴリー「感想:小説」の記事一覧

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twitter発、140字のルミナリエ Part2




物語のルミナリエ

のんびりとやりますよ。でも、今年中には終わらせたいね。無理かー。

苦難の時期に作家ができることは? 
「物語」を贈ることである。
 小さな物語の光を集めて、人々に元気を与える。そんなコンセプトを立てて原稿を集めた。かけがえのない者たちの、かけがえのない物語たちは、これからも、語り継がれることになるだろう。そして、遺された私たちも、また「物語」なのだ。かけがえのない「物語」に励まされ、燦めき、ともに、未来に向けて、 語り続けていく「物語」。
物語よ、永遠なれ……。
 (感謝の辞。あとがきにかえて より)


-読解序文-
異形コレクション 物語のルミナリエを購入。序文と今巻には特別に後書が添えられているので、そちらをまず読む。 俺は井上雅彦氏を愛してやまない。作品が好きだとか、憧れだとかいう話ではなく(無論それもある)、その佇みと姿勢に因む。作家のなかで最も尊敬に値するのは伯爵……だと思っている。

更には異形コレクション、俺の読書暦において最も影響力のあるシリーズ。思いいれは今さら語るべくもない。自身が被災者となり、読者としてしか今巻に相対すことができないのが無念の極み、そんな俺に出来ることといえば『物語のルミナリエ』に込められた祈りを受け止める以外に何があろうか。

読書の醍醐味は読むこと、思うこと、そして語ることだと考えている。読書人の務めとまでは言わないが、それでこそ読者の思いは伝わろうというもの。この数日は語りきることに費やそう。震災により、作者となる夢を一度潰された者にとっては修練の一部でもある。震災以後、俺は何も書けていない。

物議を醸しそうな寄付金募集の件、あれは編者の協賛者として寄付したまで。これからはいち読者として、そしていち創作者として、ひかりを灯そう。全78篇に言葉を添える。俺の言葉。憂鬱の森のなかで人知れず輝きの粉をふりまく灯明。140字以下の呟き。



【収録作品】
⇒ twitter発、140字のルミナリエ:Part1
猫         平谷美樹 著 
幽霊に関する一考察         飛鳥部勝則 著 
オレオレ         草上仁 著 
すりみちゃん         梶尾真治 著 
ハドスン夫人の内幕         北原尚彦 著 
しゃべる花         高橋由太 著 
キリエ         太田忠司 著 
ひとりで大丈夫?         蒼井上鷹 著 
冬のアブラゼミ         安土萌 著 
青い空         眉村卓 著 
夏が終わる星         浅暮三文 著 
鋳像         タタツシンイチ 著 
ゆらぎ         傳田光洋 著 
再生         たなかなつみ 著 
崩壊         堀晃 著 
AIR         瀬名秀明 著 
庭に植える木         かんべむさし 著 
密度         斎藤肇 著 
地下洞         植草昌実 著 
ぼくの時間、きみの時間         八杉将司 著 
僕の遺構と彼女のご意向         木立嶺 著 
惑星ニッポン         岡崎弘明 著 
空を見上げよ         小中千昭 著 
トリッパー         輝鷹あち 著 
まごころを君に         田中啓文 著 
間抜け         井上剛 著 
江戸珍鬼草子〈削りカス〉         菊地秀行 著 
…ツキ         白河久明 著 

天国         北野勇作 著 
クレイジー・ア・ゴーゴー         飴村行 著 
少女遠征         黒史郎 著 
前奏曲         石神茉莉 著 
飛びつき鬼         岡田秀文 著 
父帰ル         奥田哲也 著 
俺たちに明日はないかもね-でも生きるけど-         牧野修 著 
桜         田丸雅智 著 
そ、そら、そらそら、兎のダンス         皆川博子 著 
蛇平高原行きのロープウェイ         間瀬純子 著 
銀のプレート         藤井俊 著 
星を逃げる         宮田真司 著 
窓         堀敏実 著 
時計は祝う         松本楽志 著 
一夜酒         江坂遊 著 
機織桜         黒木あるじ 著 
約束         森山東 著 
空襲         深田亨 著 
灯籠釣り         加門七海 著 
螢硝子         速瀬れい 著 
墓屋         篠田真由美 著 
一年後、砂浜にて         倉阪鬼一郎 著 
一つの月         タカスギシンタロ 著 
忘れ盆・忘れな盆         小田ゆかり 著 
望ちゃんの写らぬかげ         朱雀門出 著 
その橋の袂で         矢崎存美 著 
キス         峯岸可弥 著 
おちゃめ         藤田雅矢 著 
いつもの言葉をもう一度         井上雅彦 著 

⇒ twitter発、140字のルミナリエ:Part3
1001の光の物語         西秋生 著 
異文字         真藤順丈 著 
アンタナナリボの金曜市         入江敦彦 著 
塔をえらんだ男と橋をえらんだ男と港をえらんだ男         西崎憲 著 
楽園         立原透耶 著 
石繭         上田早夕里 著 
神様の作り方         坂木司 著 
物語を継ぐもの         芦辺拓 著 
小説の神様         中原涼 著 
灰色の道         赤井都 著 
女か虎か         高井信 著 
おかえり         田中哲弥 著 
下魚         雀野日名子 著 
嫁入り人形         岡部えつ 著 
どこか遠くへ         山口タオ 著 
うきつ         星野幸雄 著 
筆置くも夢のうちなるしるしかな         朝松健 著 
妖精の止まり木         片理誠 著 
林檎         新井素子 著 
最後の挨拶         早見裕司 著 
闇の中から生まれるもの達         三川祐 著



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twitter発、140字のルミナリエ




物語のルミナリエ

苦難の時期に作家ができることは? 
「物語」を贈ることである。
 小さな物語の光を集めて、人々に元気を与える。そんなコンセプトを立てて原稿を集めた。かけがえのない者たちの、かけがえのない物語たちは、これからも、語り継がれることになるだろう。そして、遺された私たちも、また「物語」なのだ。かけがえのない「物語」に励まされ、燦めき、ともに、未来に向けて、 語り続けていく「物語」。
物語よ、永遠なれ……。
 (感謝の辞。あとがきにかえて より)



-読解序文-

異形コレクション 物語のルミナリエを購入。序文と今巻には特別に後書が添えられているので、そちらをまず読む。 俺は井上雅彦氏を愛してやまない。作品が好きだとか、憧れだとかいう話ではなく(無論それもある)、その佇みと姿勢に因む。作家のなかで最も尊敬に値するのは伯爵……だと思っている。

更には異形コレクション、俺の読書暦において最も影響力のあるシリーズ。思いいれは今さら語るべくもない。自身が被災者となり、読者としてしか今巻に相対すことができないのが無念の極み、そんな俺に出来ることといえば『物語のルミナリエ』に込められた祈りを受け止める以外に何があろうか。

読書の醍醐味は読むこと、思うこと、そして語ることだと考えている。読書人の務めとまでは言わないが、それでこそ読者の思いは伝わろうというもの。この数日は語りきることに費やそう。震災により、作者となる夢を一度潰された者にとっては修練の一部でもある。震災以後、俺は何も書けていない。

物議を醸しそうな寄付金募集の件、あれは編者の協賛者として寄付したまで。これからはいち読者として、そしていち創作者として、ひかりを灯そう。全78篇に言葉を添える。俺の言葉。憂鬱の森のなかで人知れず輝きの粉をふりまく灯明。140字以下の呟き。


【収録作品】
猫         平谷美樹 著 
幽霊に関する一考察         飛鳥部勝則 著 
オレオレ         草上仁 著 
すりみちゃん         梶尾真治 著 
ハドスン夫人の内幕         北原尚彦 著 
しゃべる花         高橋由太 著 
キリエ         太田忠司 著 
ひとりで大丈夫?         蒼井上鷹 著 
冬のアブラゼミ         安土萌 著 
青い空         眉村卓 著 
夏が終わる星         浅暮三文 著 
鋳像         タタツシンイチ 著 
ゆらぎ         傳田光洋 著 
再生         たなかなつみ 著 
崩壊         堀晃 著 
AIR         瀬名秀明 著 
庭に植える木         かんべむさし 著 
密度         斎藤肇 著 
地下洞         植草昌実 著 
ぼくの時間、きみの時間         八杉将司 著 
僕の遺構と彼女のご意向         木立嶺 著 
惑星ニッポン         岡崎弘明 著 
空を見上げよ         小中千昭 著 
トリッパー         輝鷹あち 著 
まごころを君に         田中啓文 著 
間抜け         井上剛 著 
江戸珍鬼草子〈削りカス〉         菊地秀行 著 
…ツキ         白河久明 著 

⇒ twitter発、140字のルミナリエ:Part2
天国         北野勇作 著 
クレイジー・ア・ゴーゴー         飴村行 著 
少女遠征         黒史郎 著 
前奏曲         石神茉莉 著 
飛びつき鬼         岡田秀文 著 
父帰ル         奥田哲也 著 
俺たちに明日はないかもね-でも生きるけど-         牧野修 著 
桜         田丸雅智 著 
そ、そら、そらそら、兎のダンス         皆川博子 著 
蛇平高原行きのロープウェイ         間瀬純子 著 
銀のプレート         藤井俊 著 
星を逃げる         宮田真司 著 
窓         堀敏実 著 
時計は祝う         松本楽志 著 
一夜酒         江坂遊 著 
機織桜         黒木あるじ 著 
約束         森山東 著 
空襲         深田亨 著 
灯籠釣り         加門七海 著 
螢硝子         速瀬れい 著 
墓屋         篠田真由美 著 
一年後、砂浜にて         倉阪鬼一郎 著 
一つの月         タカスギシンタロ 著 
忘れ盆・忘れな盆         小田ゆかり 著 
望ちゃんの写らぬかげ         朱雀門出 著 
その橋の袂で         矢崎存美 著 
キス         峯岸可弥 著 
おちゃめ         藤田雅矢 著 
いつもの言葉をもう一度         井上雅彦 著 

⇒ twitter発、140字のルミナリエ:Part3
1001の光の物語         西秋生 著 
異文字         真藤順丈 著 
アンタナナリボの金曜市         入江敦彦 著 
塔をえらんだ男と橋をえらんだ男と港をえらんだ男         西崎憲 著 
楽園         立原透耶 著 
石繭         上田早夕里 著 
神様の作り方         坂木司 著 
物語を継ぐもの         芦辺拓 著 
小説の神様         中原涼 著 
灰色の道         赤井都 著 
女か虎か         高井信 著 
おかえり         田中哲弥 著 
下魚         雀野日名子 著 
嫁入り人形         岡部えつ 著 
どこか遠くへ         山口タオ 著 
うきつ         星野幸雄 著 
筆置くも夢のうちなるしるしかな         朝松健 著 
妖精の止まり木         片理誠 著 
林檎         新井素子 著 
最後の挨拶         早見裕司 著 
闇の中から生まれるもの達         三川祐 著





津原泰水『約束』

前回の村田基『裂け目』、初出がミステリマガジン92年8月号ということで、同じく初出であった皆川博子『水色の煙』を取り上げようと思ったのですが、ちょっと時間をおいて考えてみたかったのでとりあえず繋ぎでこちらを先に。

村田修といえば津原泰水の実弟、三津田信三の刀城言耶シリーズの表紙絵師ですが、別に前回が村田基ということでその繋がりを狙ったわけではないのであしからず。
津原作品については『11 eleven』の時に散々語ってしまった(参照:)ので、俺自身が聊か食傷気味だったりするんですが、この作品について場を設けてきちっと語らず来月を迎えられるか!ッチュー感じで、今さらながらですが、長々しく語らせていただきたいと思います。

ちなみに前回は構造がうんぬんだとか、源泉となる作品はなんだとか、背景を見据えたアプローチで語ったんですが、(ちなみに前回のはすべて俺の憶測ですくれぐれも鵜呑みにしないでください
第2回目にして早くも方針転換、というわけではないですが、本作に限ってはより深読みの度合いが強いものになっております。くれぐれも鵜呑みにしないでください。

なお、『11 eleven』について語った際の、『琥珀みがき』の項でも本作について語っておりますので併せてご参照いただければ。⇒ 


津原泰水『約束』

98年出版、異形コレクション【ラヴ・フリーク】が初出。その後、『綺譚集』に収録される。

タカシとエリカは十六歳。夜の観覧車で出合った。
互いに連れがいたにも関わらず些細な偶然でゴンドラに乗り合わせた二人は、どちらともなく約束を交わす。また明日、下北沢の駅で会うという約束を。けれども約束は果たされることなく……。




村田基『裂け目』

最近の僕はといえば、映画感想ばっかり挙げやがって、それでも物書き志望かとお叱りを受けてしまうんではないかとひやひやしておりますよ。
ちゅーことで、細々と短篇小説メインで感想まがいのものを書いていこうかなと思います。

読了順というわけでもないので、思いついたところから書いていきます。

てな感じで、記念すべき第1回はこれ。



村田基 『裂け目』

平成9年、角川ホラー文庫より刊行された作者の第3短編集『夢魔の通り道』の冒頭に収録された短篇。

昼食の後、範子は息子・和彦から突然「カブトガニみたいな虫を見たことない?」と尋ねられる。
眠りに落ちる瞬間にそれを見るという和彦が言うには、目覚めている状態と眠っている状態の隙間、そこにクレバスのように出来た裂け目の壁に張り付いているらしい。
息子の言うままに眠りに落ちる瞬間を意識し始めた範子は、奇妙な虫を目撃してしまい……。

一方、たばこ屋の店番をしていた太田誠三は、向かいのマンションから黒い玉が転がり出てくるのを見た。
黒い玉は歯を剥き出しにして大きな口を開くと、妻・秀子を噛み砕き……。




(まだまだ×2 語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第4夜


読書メーター
ブクログ
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収録作品:

五色の舟      /『NOVA2』河出文庫 #2010年7月
延長コード    /「小説すばる」集英社 #2007年6月号
くうはくですからね『逃げゆく物語の話』(ゼロ年代日本ベストSF集成<F>)
くうはくなんですいいですかくうはくです創元SF文庫 #2010年10月
追ってくる少年  /「小説すばる」集英社 #2006年1月号
微笑面・改    /本書のための書き下ろし
琥珀みがき    /朗読会のための書き下ろし #2005年12月
はいはいくうはくー「小説すばる」集英社 #2006年3月号
ほいさっまたまた『短編ベストコレクション-現代の小説2007』徳間文庫#2007年6月
キリノ       /「小説新潮 別冊 桐野夏生スペシャル」新潮社 #2005年9月
手         /「小説NON」祥伝社 #1999年6月号
クラーケン    /「小説すばる」集英社 #2007年2月号
YYとその身幹   /「ユリイカ」青土社 #2005年5月号
テルミン嬢    /「SFマガジン」早川書房 #2010年4月号
土の枕      /「小説すばる」集英社 #2008年4月号
最後もくうはくです『超弦領域』(年刊日本SF傑作選)創元SF文庫 #2009年6月

盛り上がって参りました。
もう少しの辛抱です。もう少ししたらおとなしくなりますから。
てことで前々々回 ⇒ (まだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について
そんでもって前々回 ⇒ (まだまだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第2夜
ほいさっ、前回 ⇒ (まだ×3 語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第3夜
んじゃまたいくぞー。
 
収録作品:

天使解体            /『文藝別冊 Jミステリー』河出書房新社 #20003月
サイレン            /「小説新潮」新潮社 #1998年8月号
夜のジャミラ          /『ホラーウェイヴ01』ぶんか社 #1998年7月
そうですくうはくです『†(じゅうのけつらく)』e-novels #2000年8月
赤仮面伝             /『村山槐多 耽美怪奇全集』学研M文庫 #2002年12月
玄い森の底から  /『十二宮12幻想』エニックス #2000年2月
アクアポリス          /『悪魔が嗤う瞬間』 勁文社文庫 #1997年11月
脛骨                       /『異形コレクション 屍者の行進』廣済堂文庫 #1998年9月
聖戦の記録           /『異形コレクション 侵略!』廣済堂文庫 #1998年2月
黄昏抜歯               /「小説現代」講談社 #2002年3月号
約束                       /『異形コレクション ラヴ・フリーク』廣済堂文庫 #1998年1月
安珠の水               /『異形コレクション 水妖』廣済堂文庫 #1998年7月
アルバトロス          /『エロティシズム12幻想』エニックス #2000年2月
古傷と太陽            /朗読会のための書き下ろし #2002
これが最後のくうはく 「小説推理」 #2002年9月号
ドービニィの庭で   /「小説すばる」集英社 #1998年2月号
隣のマキノさん    /「牧野修特集」e-novels #2001年3月


(まだ×3 語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第3夜


読書メーター
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収録作品:

五色の舟      /『NOVA2』河出文庫 #2010年7月
延長コード    /「小説すばる」集英社 #2007年6月号
くうはくですからね『逃げゆく物語の話』(ゼロ年代日本ベストSF集成<F>)
くうはくなんですいいですかくうはくです創元SF文庫 #2010年10月
追ってくる少年  /「小説すばる」集英社 #2006年1月号
微笑面・改    /本書のための書き下ろし
琥珀みがき    /朗読会のための書き下ろし #2005年12月
はいはいくうはくー「小説すばる」集英社 #2006年3月号
ほいさっまたまた『短編ベストコレクション-現代の小説2007』徳間文庫#2007年6月
キリノ       /「小説新潮 別冊 桐野夏生スペシャル」新潮社 #2005年9月
手         /「小説NON」祥伝社 #1999年6月号
クラーケン    /「小説すばる」集英社 #2007年2月号
YYとその身幹   /「ユリイカ」青土社 #2005年5月号
テルミン嬢    /「SFマガジン」早川書房 #2010年4月号
土の枕      /「小説すばる」集英社 #2008年4月号
最後もくうはくです『超弦領域』(年刊日本SF傑作選)創元SF文庫 #2009年6月

今宵もやってきました(2回目)。
もうね、書き終わらないと死んでしまうような気がするので書きますよ。
てことで前々回 ⇒ (まだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について
そんでもって前回 ⇒ (まだまだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第2夜
いくぞー。
 
収録作品:

天使解体            /『文藝別冊 Jミステリー』河出書房新社 #20003月
サイレン            /「小説新潮」新潮社 #1998年8月号
夜のジャミラ          /『ホラーウェイヴ01』ぶんか社 #1998年7月
そうですくうはくです『†(じゅうのけつらく)』e-novels #2000年8月
赤仮面伝             /『村山槐多 耽美怪奇全集』学研M文庫 #2002年12月
玄い森の底から  /『十二宮12幻想』エニックス #2000年2月
アクアポリス          /『悪魔が嗤う瞬間』 勁文社文庫 #1997年11月
脛骨                       /『異形コレクション 屍者の行進』廣済堂文庫 #1998年9月
聖戦の記録           /『異形コレクション 侵略!』廣済堂文庫 #1998年2月
黄昏抜歯               /「小説現代」講談社 #2002年3月号
約束                       /『異形コレクション ラヴ・フリーク』廣済堂文庫 #1998年1月
安珠の水               /『異形コレクション 水妖』廣済堂文庫 #1998年7月
アルバトロス          /『エロティシズム12幻想』エニックス #2000年2月
古傷と太陽            /朗読会のための書き下ろし #2002
これが最後のくうはく 「小説推理」 #2002年9月号
ドービニィの庭で   /「小説すばる」集英社 #1998年2月号
隣のマキノさん    /「牧野修特集」e-novels #2001年3月


(まだまだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について:第2夜


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収録作品:

五色の舟      /『NOVA2』河出文庫 #2010年7月
延長コード    /「小説すばる」集英社 #2007年6月号
くうはくですからね『逃げゆく物語の話』(ゼロ年代日本ベストSF集成<F>)
くうはくなんですいいですかくうはくです創元SF文庫 #2010年10月
追ってくる少年  /「小説すばる」集英社 #2006年1月号
微笑面・改    /本書のための書き下ろし
琥珀みがき    /朗読会のための書き下ろし #2005年12月
はいはいくうはくー「小説すばる」集英社 #2006年3月号
ほいさっまたまた『短編ベストコレクション-現代の小説2007』徳間文庫#2007年6月
キリノ       /「小説新潮 別冊 桐野夏生スペシャル」新潮社 #2005年9月
手         /「小説NON」祥伝社 #1999年6月号
クラーケン    /「小説すばる」集英社 #2007年2月号
YYとその身幹   /「ユリイカ」青土社 #2005年5月号
テルミン嬢    /「SFマガジン」早川書房 #2010年4月号
土の枕      /「小説すばる」集英社 #2008年4月号
最後もくうはくです『超弦領域』(年刊日本SF傑作選)創元SF文庫 #2009年6月

今宵もやってきました。まだまだ熱の冷めやらぬカーニヴァル。
てか、今夜で終わりにしたいです。
てことで前回 ⇒ (まだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について
ほなほな、最後まで走りきってみせますよ。
 
収録作品:

天使解体            /『文藝別冊 Jミステリー』河出書房新社 #20003月
サイレン            /「小説新潮」新潮社 #1998年8月号
夜のジャミラ          /『ホラーウェイヴ01』ぶんか社 #1998年7月
そうですくうはくです『†(じゅうのけつらく)』e-novels #2000年8月
赤仮面伝             /『村山槐多 耽美怪奇全集』学研M文庫 #2002年12月
玄い森の底から  /『十二宮12幻想』エニックス #2000年2月
アクアポリス          /『悪魔が嗤う瞬間』 勁文社文庫 #1997年11月
脛骨                       /『異形コレクション 屍者の行進』廣済堂文庫 #1998年9月
聖戦の記録           /『異形コレクション 侵略!』廣済堂文庫 #1998年2月
黄昏抜歯               /「小説現代」講談社 #2002年3月号
約束                       /『異形コレクション ラヴ・フリーク』廣済堂文庫 #1998年1月
安珠の水               /『異形コレクション 水妖』廣済堂文庫 #1998年7月
アルバトロス          /『エロティシズム12幻想』エニックス #2000年2月
古傷と太陽            /朗読会のための書き下ろし #2002
これが最後のくうはく 「小説推理」 #2002年9月号
ドービニィの庭で   /「小説すばる」集英社 #1998年2月号
隣のマキノさん    /「牧野修特集」e-novels #2001年3月


(まだ語り足りない!)津原泰水【11 eleven】について


読書メーター
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五色の舟      /『NOVA2』河出文庫 #2010年7月
延長コード    /「小説すばる」集英社 #2007年6月号
くうはくですからね『逃げゆく物語の話』(ゼロ年代日本ベストSF集成<F>)
くうはくなんですいいですかくうはくです創元SF文庫 #2010年10月
追ってくる少年  /「小説すばる」集英社 #2006年1月号
微笑面・改    /本書のための書き下ろし
琥珀みがき    /朗読会のための書き下ろし #2005年12月
はいはいくうはくー「小説すばる」集英社 #2006年3月号
ほいさっまたまた『短編ベストコレクション-現代の小説2007』徳間文庫#2007年6月
キリノ       /「小説新潮 別冊 桐野夏生スペシャル」新潮社 #2005年9月
手         /「小説NON」祥伝社 #1999年6月号
クラーケン    /「小説すばる」集英社 #2007年2月号
YYとその身幹   /「ユリイカ」青土社 #2005年5月号
テルミン嬢    /「SFマガジン」早川書房 #2010年4月号
土の枕      /「小説すばる」集英社 #2008年4月号
最後もくうはくです『超弦領域』(年刊日本SF傑作選)創元SF文庫 #2009年6月

もはや俺の熱は、色んなところに飛び火しちゃって、これ以上何を語るのかってなもんですが。
どんだけお前はこの本が好きなのか、作者が好きなのかってのを証明するために、書きますよ。

いやね、もう本はしばらく買わない!!って決意したすぐ後に発売を知ってね、勢いで買ってしまったわけなんだけども、本当にね、ここまでとは思わなかったんですよ。ノリにのってるね、いやーまさかですよ。
だからその興奮なんです。
興奮が読書メーターやブクログやらamazonやらにレビューを書かせたのです。
で、書いたは書いたで俺の勝手なんだけど、ちょっと具体的に語ってみたくもあってですね、本当はそのための<増刊号>なんですけど、生憎まだ工事中なので、こちらに書かせてもらいますよ。

【綺譚集】にもちょっと触れようかなと思います。ただね、一日じゃ確実に書ききれないので、きりがいいところで切り上げますよ。

 
収録作品:

天使解体            /『文藝別冊 Jミステリー』河出書房新社 #20003月
サイレン            /「小説新潮」新潮社 #1998年8月号
夜のジャミラ          /『ホラーウェイヴ01』ぶんか社 #1998年7月
そうですくうはくです『†(じゅうのけつらく)』e-novels #2000年8月
赤仮面伝             /『村山槐多 耽美怪奇全集』学研M文庫 #2002年12月
玄い森の底から  /『十二宮12幻想』エニックス #2000年2月
アクアポリス          /『悪魔が嗤う瞬間』 勁文社文庫 #1997年11月
脛骨                       /『異形コレクション 屍者の行進』廣済堂文庫 #1998年9月
聖戦の記録           /『異形コレクション 侵略!』廣済堂文庫 #1998年2月
黄昏抜歯               /「小説現代」講談社 #2002年3月号
約束                       /『異形コレクション ラヴ・フリーク』廣済堂文庫 #1998年1月
安珠の水               /『異形コレクション 水妖』廣済堂文庫 #1998年7月
アルバトロス          /『エロティシズム12幻想』エニックス #2000年2月
古傷と太陽            /朗読会のための書き下ろし #2002
これが最後のくうはく 「小説推理」 #2002年9月号
ドービニィの庭で   /「小説すばる」集英社 #1998年2月号
隣のマキノさん    /「牧野修特集」e-novels #2001年3月


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