1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:1148分
ピラニア [DVD]
血湧き肉躍るパンダの演舞の次は、血噴き肉抉るピラニアの乱舞でしょう!!せっかくの爆乳を活かさないで下半身だけってどうよ!ペニスくそマズッって描写入れとくんなら、乳を噛み裂く画も入れて欲しかったですね!『青の果実』ばりの官能シーン(確実に天然ではない二人のマーメイドが水中で戯れるシーンは何たる幻想美!そのままガブリといっちゃってくださいよ、ガブリと!)、『ファイナル・デスティネーション』譲りの事故スプラッタ、ある種『パフューム』の集団SEXシーンを彷彿とさせる酒池肉林の阿鼻叫喚!あ~夜更けに腹が減りました。
鑑賞日:01月29日 監督:
アレクサンドル・アジャ
カンフー・パンダ スペシャル・エディション [DVD]
カンフーパンダ2の出来栄えに感心してから半年あまり。満を持して挑む第1作。正直な話、パート2の魅力はキャラ紹介などを省いた結果の面白みゆえ、などと勘繰っており、序章的な意味で本作には期待はしていなかったが、……何ともはや杞憂でありました。むしろパート2よりキャラが立っていて、勝るとも劣らない見ごたえのある場面の連続。更には次作では安静を極めていた修行シーンも血湧き肉躍る演出と相成りまして、お恥ずかしながら大満足の喝采で馳せ参じましょう。なかなかどうしてリアルタイムで観なかったのか。そればかり悔やまれる。
鑑賞日:01月29日 監督:
ジョン・スティーズンソン;マーク・オズボーン
ダーク・フェアリー
なんて救いのない……。ギレルモ・デルトロ月間というわけではないですが、何はともあれ。もっと古典的なイメージを前面に押し出すかと思えば、誰の好みか意外と今風。かと言い、ダーク・フェアリーなる寄る辺のない邦題にかまけて、『パンズ・ラビリンス』なんかを期待していたら綺麗に足を掬われるのです。実際、トゥースフェアリーは『ヘルボーイ』シリーズの奴らの方が数倍かわいいし、見ごたえもある。
鑑賞日:01月28日 監督:
トロイ・ニクシー
ミミック [DVD]
昆虫嫌いにはアバンタイトルからしてかなりキツイ、ギレルモ・デルトロがまだギジェルモ・デル・トーロだった頃の作品。奴らの見せ方といい、収拾の付け方といい、よく出来たモンスター映画です。てっきり靴磨きの連れ子が攫われた理由が生殖に関連するものだと勘繰っていたので、結局なんの関連もなく靴の種類つぶやいてジ・エンドには……おおぅ、と呻いてしまいました。父親の最期もどうも予定調和な感じが否めずに残念。エイリアンの二番煎じみたいですが、飽きずに観れる快作。つい呟きたくなるファニィ、ファニィ、シューズ。
鑑賞日:01月28日 監督:
ギジェルモ・デル・トーロ
フィッシュストーリー [DVD]
俺の中にカムバッッック伊坂幸太郎月間、と称しているわけではありませんが昨日の『重力ピエロ』に引き続き、観賞。正直原作はほんのさわり程度しか覚えていなくて比較は出来ないんですが、なんというかパッとしないなあと思いましたね。チビノリダーがあんまり好きじゃないってのもありましてね、さん付け云々のところでそれぞれの立場が説明された時にゃズッコケてしまいました。モテキの人もなんか作りすぎですね。大森氏、多部嬢、そして我らが高橋真唯嬢はいつもながら好きです、はい。曲はよかったね。ED曲を除いては。
鑑賞日:01月28日 監督:
中村義洋
重力ピエロ 特別版 [DVD]
個人的に原作は非常に大切な作品で、表向きからしてその印象が汚されると踏んで敬遠していた。何しろ泉水が加瀬亮で父親が小日向文世?おまけに母親がセカンドバージン!?てなもんである。とまあ若干のいけ好かなさを感じつつ、今はもう手元にはない原作の記憶を呼び起こしつつ観賞。これが、細部はたいそう垢抜けないながらも、とある一面から見れば手堅く拵えられた秀作だった。
鑑賞日:01月28日 監督:
森 淳一
ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション [DVD]
よくテレビでやるから今さら観なくてもいいんだけど、綾瀬はるかが出てるとなると何回でも観てしまうという男の性。特別書くことはない。だって面白いもの。ちょっと気になったのはパイロットが飛行機から下りて来るとき、キャップをかぶってたことかな。下りてくる途中に思い出してかぶるという動作があれば、あんたそりゃ完璧ですよ。
鑑賞日:01月22日 監督:
矢口史靖
ISOLA 多重人格少女 [DVD]
今でこそ少年隊とSOPHIAの嫁!という認識で定まった木村佳乃と黒澤優の初々しい姿が見れるだけでも、満悦も一入というもの。ホラー小説に耽溺するきっかけとなった原作だけに思い入れはありすぎて嫌んなるが、むしろ小学校の終わりかけに一度観たっきり、シーンの一つも記憶していないまま、空々しい印象ばかりが残っていた曰く付きの作品である。改めた感想としては、木下ほうかのヤワな怪演に噴き出したことと氷室京介の歌声に聞き惚れたことが印象的でそれ以外は極めてどうでもいい。
鑑賞日:01月22日 監督:
水谷俊之
パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]
アヤカウィルソンの可愛さに胸打たれ、ゲロゲーロに耳を侵され、役者陣のはっちゃけぶりに何ともはや。クリスマスキャロル的な大貫の改心があっさりとし過ぎているし、そもそもキャラクターの背景が察しえない。一応、消防車がどうとか猿がどうとか子役がどうとか説明あるけど、なんだかなー。妻夫木を活かす為に大貫をガマ王子にしなければいけない手続きなわけだけど、にしても妻夫木は単に昔のファンに会って回復してしまうんで、映画としての因果律が何もない。
鑑賞日:01月17日 監督:
中島哲也
KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2011 『THE SPOT』 [DVD]
SPOTというタイトルどおり、居場所を巡る寸劇群か。冒頭から、過去三作と比べて観客との距離が近い(客いじりのボケが目につく)ことで、集中力を殺がれた気がする。だが極小国の王様という設定から寓話テイストで紡がれていく枠物語のストーリーテリングは、絶妙なタングラムの効果も相俟って、さすがの一言。続く『アナグラムのあなぐら』は、瞬発力としてはかつての“イカ”には勝れぬものの緻密さでは瞠目に値する。『ひみつぼ』は小林賢太郎テレビ3の『思うつぼ』を連想していたがあまり関係はなかったようだ。
鑑賞日:01月01日 監督:
鑑賞メーター
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