やせ細った体に似合わず甘党で、マシュマロあるじゃん、そのまま食べると舌がさらっさらっして嫌いだったんだけど、昔からあれをコンロで焼いて蕩けさせて頬張るのが好きだったよ。どちらかというと餡子とか蜜の和風な甘みの方が好みっちゃ好みだったんだけどねぇぇぇぇ。
ほら俺ってがりがりとかってよく言われるっしょ。なんだかね、マッチョ、そんなに好きかね、ガール? だってムキムキよ? 太い腕に頬擦りでもするの。考えられないね。むりむり。だから俺もモデル体型だめなんだ。って言うと、糞ったれ莫迦なガールは「えー男のひとってよくぽっちゃりとか好きって言うけど、でもデブはかわいくないって思うっしょー、ていうか痩せたいって思うのは別に男の目気にしてんじゃなくて、自分的に? 気になるっていう話。ていうか、もうこんな話やめてよね」そしてそっぽ向いて反対側の男と話し出すとある合コンの一風景。死ね死ね死ね、とか思うよぉぉぉぉおおお。
俺見つけたよ最高の女、世界一の美女淑女女神プリンセスミセスアマテラス。名前はジュリア。呪、痢、悪! 嘘だよばーか。樹鈴音と書いてじゅりあ。ぶぶぶぶっっっっ、じゅりおんじゃんッッッッ。じゅりあじゃないじゃん、じゅりおんじゃん。Jの数、やべ、なにこれ人生でこんなにJ使ったことないっすよ、ジュリオンとかいてジュリアちゃん。親の顔どんなんだとかって思って、写真見せてもらったら茄子ビみたいなお顔立ち。で、ジュリア百くだんないすげーデブ。いやほんとまじすげーから。座布団肉人ぼんれすハムず。分かる? でも好きだからしょーがないよね。うん、俺のポリシー。前に付き合ってたクリスタルちゃんいるでしょ。そそ、がりがりの。名前ゆきえってのに自分のことクリスタルって呼ぶんだよおかしいねクリトリスちゃんでおなじみのあれ。あいつにね、別れる直前ってか別れる原因ね、マシュマロ口に詰めて、……マシュマロ、を、口に詰めたわけね。いっっっっぱい、そりゃもういっぃっいっっぱい窒息寸前まで。そんでひん曲がった唇に吸い付くわけ。そうすると唾液で溶けたマシュマロが溢れてくるわけ。な、な、やべぇべ。ラヴじゅーしゅ。俺カウボーイだったらリボルバーでクリちゃんの口突っ込んでぶっ放してたよ。ま、実際は、これな、股間のリボルバーでリボルビング払いですよっ! あっ? 聞いてんか、こらっ 人の 話 まじめに 聞いてんか あん ジュリア おい どうだマシュマロ どうなんだよっっ 詰まってんだろっ? お前のあれに十個、いや十二個詰まってるじゃねえか、気持ちいいのか悪いのか言えっ、俺の、俺の俺のも突っ込んでるじゃねえか、それで気持ちよくないわけがねぇわけがねぇかもしれねぇじゃないっっっ
あっ あっ あっ
野太い声。そりゃそうさ。そんな図体、えれふぁんとまんじゃねえんだから。な、このアングルいいね。腹の周りの肉なにそれ。だらーーーん。胸っだらぁーーーん。太もも大腿部むっちむち、か。性器異臭異臭異臭、見かけによらず膣の入り口っみみっちいのなっ!
ごめんな火つけてな。ほら、マンコに花火ぶっさして火つけるみたいなのあるじゃん、てかあるのよ。それと似た要領でああん泣くなよ泣かないでくれよ、もっと動けよっ腰振れよっっ。ああん怒鳴ってごめん、いいよジュリア。この肉厚ぶっ裂きたいぜぇぇ。俺の脚より太い腕、俺の首より太い脹脛、汗ばんだタレパンダみたいな腹の贅肉。熟れたマンゴーそのぱいおつ赤い粒粒、肌のそれ蓮の種子ですか刺青ですか、あー毛穴肌荒れそういうのもあるね。
でも周りがどう思ってもな、愛してんだジュリア。ただそれだけなんだ。
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