手のひらの海に、汐はまた満ちる。それまで待とう、死ぬのは。(皆川博子『ひき潮』より) ―――吉川楡井の狂おしき創作ブログ。

-週刊 楡井ズム-

   
カテゴリー「物資購入:購入」の記事一覧

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SOUL'd OUT- To From




To From(初回生産限定盤)(DVD付)
01. opening
02. My Melancholic Prequel
03. Sticky 69
04. Sweet Grrl パイセン
05. SUCK MY ART
06. Twilight Twilight
07. MARTIAN MARTIAN
08. Hoochie Coo Baby
09. one man cast alone
10. scribbles
11. Dear My Cru



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H26.2.23 amazonにて


アカリタイトル1
1. all need is MUSIC
2. FUNKY ウーロンハイ
3. おれたちの進化論
4. おれたちのイマジン feat.浜崎貴司
5. いったいぜんたい
6. Don’t worry Be happy Go lucky
7. and you...
8. ゲリラ豪雨 feat.SHUN
9. 愛はある
10. D.R.E.A.M [Bonus Track]

だいぶ待たされましたな! イマドキのテカテカなトラックが耳障りな部分もあるが、なるほど、方向性が定まれば心強い。あとはULとアスタラビスタ。3月もCDに金使うな。
YoutubeのPVを聞いたときはなんだかなー、という感想だったんだけど、通して聴くと「and you...」と「愛はある」の芯が通ったPOP性に気分が落ち着く。「D.R.E.A.M.」のパーティー感も愉しいが、なにより「おれたちのイマジン」がヘビロテ。曲数が少ない分、濃縮還元されたようなミニアルバムですな。フルはいつだ!


なんというかいつにもまして微妙な中身。ランキングもここ一、二年のSF動向をキャッチしていれば鮮やかじゃない。1位『皆勤の徒』が意想外だったのか……、いや洩れなくぶちのめされた類の人間ですから別に異論はないですけど、ランキングに入るとなー、ってぬるめのテンション。
あと、特集が、つまらなかった。時事ネタにSFを絡めるってのはいいけど、紹介されているのがエヴァーグリーンな作品ばかりで……ちょっと、意図を掴みかねる。



相変わらずのクオリティ。
Q.E.D.は「坂道」がイイネ。細部はほっといても、ドラマの旋律(?)が美しい。あと「陽はまだ高い」の方はバリ島の描写ににやにやしました。
C.M.B.もなかなか心を打つ佳作揃い。偏屈な意味で外れがない学友モノ「掘り出しもの」、外国モノ「バッグストーリー」、ときどきポッと出るサイコもの「その朝、8時13分」、和文化モノ「香木」。
次は6月か。先だな。



H26.1.30 Wenodにて




01. 3" produced by ALI-KICK
02. そしてまたピーチ姫はさらわれる produced by ALI-KICK
03. 飛び出すラップ produced by ALI-KICK
04. レバニラ produced by ALI-KICK
05. 毒皿 produced by ALI-KICK
06. 東京 produced by ALI-KICK
07. ロマンクルー伝説 feat. DARTH RAY produced by ALI-KICK
08. OYMRJ produced by ALI-KICK
09. PARTY AIN'T OVER produced by ALI-KICK
10. トラジコメディ produced by DJ TOKNOW
11. RISING TO THE TOP produced by ALI-KICK
12. MAGIC NUMBER  produced by DJ TOKNOW


前作『ロマンのテーマ』は発売2日後に起こった東日本大震災時、ほんとうにお世話になったアルバム。あの2週間、俺のMP3はこれと平沢進しか流れていなかった。
そして本作。ぶっちゃけSOUL'd OUT解散のニュースのせいで精神力が瀕死状態ゆえ、これ以上語ることはできない。つくづく悲運なグループだ(違う
とりあえず表題曲の悲喜劇をとくと味わえ。
随所に散りばめられたジャパニーズヒップホップへのリスペクトを噛み締めろ。
それだけだ。



H26.1.23 書店にて




タダ券でゼロ・グラヴィティ観に行ったあと、勢い余って購入。
ここに行きつくまでの経過でhontoのクソッたれなポイント失効や、福島の書店のできそこない加減とか書き得るべき事柄は多々あるんですが、まぁもういいよ。眠いので(爆

一冊しか置いてないのはまだしも、ページが反れて開いたかっこうになってたり、ページがよれてたり……ほとほとガッカリさせられますな。回った2書店の両方がそうなんだもん。クソッたれですよ。
ほんとはamazonで買おうと思ってたんですが、まぁもういいや、眠いし(爆 てな具合で比較的状態がいい方の店で買いました。西沢書店。献金です、もはや献金。

世界の残酷さと人間の暗黒面を不穏に、鮮烈に表現する「文学的ゴシック」。古典的傑作から現在第一線で活躍する作家まで、多彩な顔触れで案内する。
世界の本質的な残酷さ。いやおうなく人間の暗黒面へと向かう言葉。鮮烈なレトリックによって描かれる不穏な名作の数々を「文学的ゴシック」の名のもとに集める。白秋、鏡花から乱歩、三島、澁澤を経て現在第一線で活躍する作家までを招き、新たなジャンルの創成を宣言する一冊。

ザザザっと目を通したかぎり、編者解説でも触れられている澁澤龍彦編著『暗黒のメルヘン』と肩を張るアンソロジーの極北的風情はびんびんびん。編者の評論集は前々から気になっていただけに、またちょっと財布と無謀な相談をしてしまいそうになりますな。
なんにしろ幻想小説ファンならずとも、本邦の異端文学を語るうえではマストな一冊。収録作をみよ。夢のオールスターってのはこういうことを云うのだ。妖怪大戦争だ、怪獣大進撃だ、ラグナロクだ、ティタン戦争だ!
皆川博子『影を買う店』のあとでも決して見劣りしないグラヴィティ。つぎに解釈:評説を書くならこれでしょ。実現するかは未定!


【収録】

 高原英理  「リテラリーゴシック宣言」


1   黎明


 北原白秋  「夜」
 泉鏡花   「絵本の春」
 宮沢賢治  「毒もみのすきな署長さん」


2   戦前ミステリの達成


 江戸川乱歩 「残虐への郷愁」
 横溝正史  「かいやぐら物語」
 小栗虫太郎 「失楽園殺人事件」


3   「血と薔薇」の時代


 三島由紀夫 「月澹荘綺譚」
 倉橋由美子 「醜魔たち」
 塚本邦雄  「僧帽筋」
 塚本邦雄  三十三首
 高橋睦郎  「第九の欠落を含む十の詩篇」
 吉岡実   「僧侶」
 中井英夫  「薔薇の縛め」
 澁澤龍彦  「幼児殺戮者」


4   幻想文学の領土から


 須永朝彦  「就眠儀式」
 金井美恵子 「兎」
 葛原妙子  三十三首
 高柳重信  十一句
 吉田知子  「大広間」
 竹内健   「紫色の丘」
 赤江瀑   「花曝れ首」
 藤原月彦  三十三句
 山尾悠子  「傳説」
 古井由吉  「眉雨」
 皆川博子  「春の滅び」
 久世光彦  「人攫いの午後」


5   文学的ゴシックの現在


 乙一     「暗黒系 goth」
 伊藤計劃  「セカイ、蛮族、ぼく。」
 桜庭一樹  「ジャングリン・パパの愛撫の手」
 京極夏彦  「逃げよう」
 小川洋子  「老婆J」
 大槻ケンヂ 「ステーシー異聞 再殺部隊隊長の回想」
 倉阪鬼一郎 「老年」
 金原ひとみ 「ミンク」
 木下古栗  「デーモン日暮」
 藤野可織  「今日の心霊」
 中里友香  「人魚の肉」
 川口晴美  「壁」
 高原英理  「グレー・グレー」



ひと足お先にクリスマスプレゼント。~皆川博子コレクション~パート2





威風堂々! 眩惑なる容貌!
ようやくすべてが一堂に会した。
狐! ……ええと、狸?
ええいええい、なんでも構わぬ。祝杯である。
今回のhontoさんは手荒だったようで、さっそく表紙にヨレがありましたな。褒めたらすぐコレか。死にさらせ。

にしても、今週末は『影を買う店』の感想を挙げようと思っていたのですがなかなかどうして終わりません。来週に持ち込みでしょうか。来週『結ぶ』、再来週『少女外道』と予定していたがううむ。
有言不実行が常の俺ながらこればっかりは成し遂げてみせる!
ちなみにインタヴュー諸々を目当てに下記も買い揃えました。




ひと足お先にクリスマスプレゼント。~皆川博子コレクション~



  

とりあえず今月第1弾。見よ、この荘厳なたたずみを。
馬! 羊! 猫!
いやでもしかし、hontoさんは仕事が速い。昨日の今日だかんな。



ここ最近で購ったもの。





so_mania届いた。



so mania(初回生産限定盤)(DVD付)


スゴいね。
進化ってのはこういうことを云う。



H24.7.17 書店にて



花と流れ星 (幻冬舎文庫)
幽談 (MF文庫ダ・ヴィンチ)


ふんふん

買いそびれているのがごまんとある


H24.7.13 amazonにて




拡張幻想 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)
NOVA 7---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
NOVA 8 ---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
蘆屋家の崩壊 (ちくま文庫)
ピカルディの薔薇 (ちくま文庫)
猫ノ眼時計 (幽明志怪)



はい、どうも。
この1ヶ月で、俺の人生は変わった。

何がどうなってここに至ったか。事の詳細はまた別の機会に綴るとしよう。今はまだそのときではない。
ごくごく端的に宣伝してだけおこうか。
つまりは、慶事と弔事がほぼ同じ頃合にやってきた、とだけ。

そんな折、この6冊を手にできたのはなんとも幸福なことではないか。
読書は気休めに過ぎないが、世にはそれでしか救済を蒙れない人間もいるのである。

よりにもよって、津原泰水氏の三冊同時発売である。

異形コレクションや怪奇小説の本棚の端っこに運良く見かけるだけのあの頃、まさかそんな惑星直列的なイヴェントが起きるとは誰も思わなかっただろう。
おそらくは作者本人も。

もっとも読者の一端に過ぎない俺が、作者の感慨に思いをはせても何も動じやしない。
ただ心より喜ばしい。慶ばしい。そして、悦ばしい。


書き下ろしを除く文庫二作はともかくとして、単行本も以前ネット上で拝読した。幽明志怪の血は色濃く、今だ新鮮なものだった。こうして書籍となり、面倒なPCを介さなくても触れる幸福。

ただただ、


ありがとう。



更新情報

25.5.5 新装開店大セール中

プロフィール

HN:r0bot21th
年齢:37
性別:男性
職業:虚無員



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