手のひらの海に、汐はまた満ちる。それまで待とう、死ぬのは。(皆川博子『ひき潮』より) ―――吉川楡井の狂おしき創作ブログ。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さよならの空 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 朱川湊人 | 609 | 25 |
絵本たんけん隊 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 椎名 誠 | 620 | 25 |
空想オルガン | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 初野 晴 | 580 | 25 |
私の【戦後】追憶 | 河出書房新社 | 河出文庫 | 澁澤龍彦 | 998 | 上 |
キャラクターズ | 河出書房新社 | 河出文庫 | 東 浩紀 桜坂 洋 | 662 | 上 |
NOVA(8) | 河出書房新社 | 河出文庫 | 大森 望 | 998 | 上 |
銃 | 河出書房新社 | 河出文庫 | 中村文則 | 609 | 上 |
雪花草子 | 新潮社 | 新潮文庫 | 長野まゆみ | 452 | 28 |
蘆屋家の崩壊 | 筑摩書房 | ちくま文庫 | 津原泰水 | 630 | 10 |
ピカルディの薔薇 | 筑摩書房 | ちくま文庫 | 津原泰水 | 630 | 10 |
謎の部屋謎のギャラリー | 筑摩書房 | ちくま文庫 | 北村 薫 | 998 | 10 |
覘き小平次 | 中央公論新社 | 中公文庫 | 京極夏彦 | 未定 | 23 |
完全・犯罪 | 東京創元社 | 創元推理文庫 | 小林泰三 | 693 | 27 |
トータル・リコール | 早川書房 | ハヤカワ文庫SF | ディック短篇傑作選 | フィリップ・K・ディック 浅倉久志ほか | 987 | 5 |
OUT OF CONTROL | 早川書房 | ハヤカワ文庫JA | 冲方 丁 | 714 | 5 |
リバース(仮) | PHP研究所 | PHP文芸文庫 | 北國浩二 | 700 | 13 |
未来進行形進化 | 郁朋社 | 榊 一威著 | 日常の裏側の部分を透徹した視線で凝視し、既成の意味から乖離した独自の言語で心象風景を構築していった現代詩。 | 201206上旬 | 1260 |
冒険 淫風 怪異 東アジア古典小説の世界 | 笠間書院 | 染谷智幸著 | 東アジアの人々の交流に古典小説はどのような役割を果たしたのか。冒険・淫風・怪異というテーマで東アジア古典小説史を捉え直す書。 | 201206中旬 | 2940 |
文学力の挑戦 ファミリー・欲望・テロリズム | 研究社 | 竹村和子著 | フェミニズム批評の第一人者による、遺作となった渾身の文学論。近代社会のジェンダー/セクシュアリティ、さらに暴力について考察。 | 20120523 | 3990 |
安楽椅子の釣り師 | みすず書房 | 湯川 豊編 | 著書『イワナの夏』でも知られる名編集者が編む川釣り文学アンソロジー。河合雅雄、舟越保武、開高健、高橋治らの13篇。 | 201205下旬 | 2730 |
シフォン・リボン・シフォン | 朝日新聞出版 | 近藤史恵著 | さびれた商店街に花ひらいたランジェリーショップ。そこに生きる人々の屈託と希望を描くほのぼの短編連作集。 | 20120607 | 1680 |
アラビアン・ナイトと日本人 | 岩波書店 | 杉田英明著 | 飜訳による日本語の変遷と日本文化の多重性を探る、アラビアン・ナイト百科。異文化接触の博物誌。買切。 | 20120628 | 19950 |
詩のジャポニスム ジュディット・ゴーチエの自然と人間 | 京都大学学術出版会 | 吉川順子著 | 西園寺公望の下訳によりジュディットが韻文訳した和歌翻訳集「蜻蛉集」。その創作的翻訳に彼女が込めた思いとは。蜻蛉集全訳も収録。 | 20120615 | 6300 |
13の“アウトサイド”短篇集(仮) | 講談社 | 本谷有希子著 | 優しいピアノ教師の狂気、ボディビルにのめりこむ主婦、猿山の猿が起こす奇跡。奇想天外、前代未聞、野間新人賞作家初の短編集。 | 20120620 | 1470 |
チマチマ記 | 講談社 | 長野まゆみ著 | チマキとノリマキ。猫兄弟が拾われた宝来家での一風変わった日常。身体によくておいしそうな料理が目白押し。究極の身土不二小説。 | 20120626 | 1680 |
ラバー・ソウル | 講談社 | 井上夢人著 | ミステリ×ビートルズとてつもない恋愛小説が誕生した。大胆不敵かつ超細密な構成。読み終えたあと、きっと呆然とする。 | 20120606 | 1995 |
最果てアーケード | 講談社 | 小川洋子著 | そこは世界で1番小さなアーケード。風変わりな品々を扱う店主と、理由あってそこに集まる客たちのささやかで不思議な物語。 | 20120620 | 1680 |
東京タワーが見えますか。 | 講談社 | 江上 剛著 | 古い取引先を裏切ってしまった銀行員に、働く喜びを与えたのは、町工場の技術力だった。経済不況下に元気が出る、経済小説短編集。 | 20120614 | 1470 |
代表作時代小説 | 光文社 | 日本文藝家協会編 | 色とりどりの時代の色とりどりの人々が描かれた、今年度の傑作が揃った短編集。 | 20120618 | 1890 |
英詩に魅せられ エリオットからラーキンまで | 春風社 | 堀田三郎 犬飼 誠編著 | 20世紀前半の英米詩人6名の代表的な詩を2編ずつ取り上げ、「素人」の視点から読み味わう。 | 20120611 | 2600 |
川の光 外伝 | 中央公論新社 | 松浦寿輝著 | 猫、ネズミ、フクロウ。今日もどこかで彼らがドラマを繰り広げている。人気小説『川の光』の仲間たちを主役にした7つの読切短編。 | 20120625 | 1575 |
ゴースト・オブ・ユートピア | 早川書房 | 樺山三英著 | 『一九八四年』に始まり『ガリヴァー旅行記』を経由し『華氏四五一度』へ。僕でもある「きみ」は21世紀のユートピアを追い求める。 | 20120607 | 1890 |
虚構日記(仮) | PHP研究所 | 森 晶麿著 | 1秒のなかに1億の虚構があり、その1億分の1のなかに1億の真実がある。虚構家が日常をシュール&リズミカルに描き変える。 | 20120622 | 1050 |
箱庭旅団 | PHP研究所 | 朱川湊人著 | 時代も場所もバラバラな世界を「箱庭」に見立て、短編の妙手である直木賞作家が紡いだ、笑いあり、涙ありの少し不思議な連作小説集。 | 20120607 | 1680 |
おばけずき 鏡花怪異小品集 | 平凡社 | 泉 鏡花著 東 雅夫編 | 奔放な発想力と独特の語り口が魅力の鏡花文学。震災・幻想紀行などのテーマ別に、鏡花の知られざる真髄を一巻にまとめた怪談集。 | 20120608 | 1470 |
音怪 一志耳袋 | 角川グループパブリッシング | 木原浩勝監修 一志著 | 昨年急逝したビジュアル系ロックバンドKagrra、の元ボーカリスト・一志。彼が生前書きためていた怪談を師匠・木原浩勝の編集・解説で一挙に紹介。 | 20120629 | 1260 |
残月あそび | 河出書房新社 | 村松友視著 | 破天荒な書家が住んだ「残月庵」で老女が繰り広げる不思議な物語。鎌倉を舞台に、虚実の間にうごめく人間模様を幻想的に描く書き下ろし。 | 20120615 | 1680 |
ベルリン・アレクサンダー広場 | 河出書房新社 | アルフレート・デーブリーン著 早崎守俊訳 | 「ユリシーズ」「特性のない男」などと並ぶ20世紀前衛文学の伝説的名作が40年ぶりに復活。都市と人間の相克を実験的に描く巨編。 | 20120622 | 4725 |
螺法四千年記 | 幻戯書房 | 日和聡子著 | 交錯する、神、人、小さな生き物たちの時空を越えた新しい時代の妖しい夢幻の物語。三島賞候補作家の書き下ろし小説。 | 201206下旬 | 2520 |
またやぶけの夕焼け | 集英社 | 高野秀行著 | 舞台は70年代後半の自然豊かな八王子。野球、火遊び、冒険、探検、「遊びじゃねぇんだ」が口癖のカッチャンを団長にした僕ら5人の放課後はいつも真剣だ。 | 20120705 | 1260 |
雲の王 | 集英社 | 川端裕人著 | 気象台に勤務する美晴は、息子と2人暮らし。放浪中の兄から突然届いた手紙には、謎の地名が記されていて。天気を「よむ」不思議な能力をもつ一族をめぐる、気象科学エンタメ。 | 20120705 | 1575 |
夏のバスプール | 集英社 | 畑野智美著 | 2012年、世界は12月で滅亡するとの噂だが、高校1年生の涼太は、仙台から来た同級生に恋をする。一風変わった彼女には複雑な事情が。小説すばる新人賞受賞第一作。 | 20120705 | 1575 |
父、断章 | 新潮社 | 辻原 登著 | 土地や書物に息づく過去と、目に映るいまが重なり合うとき、もう会うことのない人への思いが湧き上がる。自伝的な表題作ほか全7篇。 | 20120629 | 1680 |
迷宮 | 新潮社 | 中村文則著 | この迷宮事件に惹かれるのはなぜか。彼女が好きだから、それとも。巧みな謎解きを組み込み、圧倒的な筆力で描かれた最現代の文学。 | 20120629 | 1365 |
ウィンの希望のものがたり いつも あなたの こども | じゃこめてい出版 | 小栗幸夫著 | 交通事故で亡くなった子どもの魂と、遺された家族とを繋ぐ感動のストーリー。大人向け絵本。英文併記。 | 201206中旬 | 1260 |
眉村卓コレクション異世界篇 (1)ぬばたまの… | 出版芸術社 | 眉村 卓著 | ありふれた日常生活の裏側に見える、ふしぎな異世界の不思議。眉村SFの傑作を厳選したシリーズ第1弾。表題作ほか5篇の短篇を収録。 | 201206中旬 | 1890 |
烏(からす)に単(ひとえ)は似合わない | 文藝春秋 | 阿部智里著 | 松本清張賞最年少受賞、スケールと想像力で選考委員を驚嘆させた期待の時代ファンタジー。華麗に謎めく后選び物語の意外な結末は。 | 201206下旬 | 1575 |
f 植物園の巣穴 | 朝日新聞出版 | 朝日文庫 | 梨木香歩 | 未定 | 7 |
幼年時代 | 岩波書店 | 岩波文庫 | カロッサ、斎藤栄治 | 630 | 15 |
遊戯の終わり | 岩波書店 | 岩波文庫 | コルタサル、木村榮一 | 693 | 15 |
山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 森 鴎外 | 500 | 22 |
城の崎にて・小僧の神様 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 志賀直哉 | 540 | 22 |
田中英光傑作選オリンポスの果実/さようなら ほか | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 西村賢太 | 588 | 22 |
スローカーブを、もう一球 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 山際淳司 | 580 | 22 |
明治断頭台 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 山田風太郎ベストコレクション | 山田風太郎 | 780 | 22 |
日本語えとせとら | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 阿刀田 高 | 630 | 22 |
妖異金瓶梅 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 山田風太郎ベストコレクション | 山田風太郎 | 820 | 22 |
ふたりの距離の概算 | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 米澤穂信 | 630 | 22 |
ダブル・ジョーカー | 角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 | 角川文庫 | 柳 広司 | 620 | 22 |
小川洋子の偏愛短篇箱 | 河出書房新社 | 河出文庫 | 小川洋子 | 882 | 6 |
十蘭錬金術 | 河出書房新社 | 河出文庫 | 久生十蘭 | 798 | 6 |
憑かれた鏡 | 河出書房新社 | 河出文庫 | エドワード・ゴーリー | 998 | 6 |
コスモスの影にはいつも誰かが隠れている | 河出書房新社 | 河出文庫 | 藤原新也 | 683 | 6 |
天帝のつかわせる御矢 | 幻冬舎 | 幻冬舎文庫 | 古野まほろ | 未定 | 12 |
妖怪泥棒 唐傘小風の幽霊事件帖 | 幻冬舎 | 幻冬舎文庫 | 高橋由太 | 未定 | 12 |
時計館の殺人〈新装改訂版〉(上) | 講談社 | 講談社文庫 | 綾辻行人 | 未定 | 15 |
時計館の殺人〈新装改訂版〉(下) | 講談社 | 講談社文庫 | 綾辻行人 | 未定 | 15 |
ロンバルディア遠景 | 講談社 | 講談社文庫 | 諏訪哲史 | 未定 | 15 |
煙突の上にハイヒール | 光文社 | 光文社文庫 | 小川一水 | 未定 | 12 |
宵山万華鏡 | 集英社 | 集英社文庫 | 森見登美彦 | 未定 | 26 |
ほんとうは怖い沖縄 | 新潮社 | 新潮文庫 | 仲村清司 | 515 | 27 |
魔性の子 新装版 | 新潮社 | 新潮文庫 | 小野不由美 | 704 | 27 |
イソップを知っていますか | 新潮社 | 新潮文庫 | 阿刀田 高 | 578 | 27 |
英雄の書(上) | 新潮社 | 新潮文庫 | 宮部みゆき | 704 | 27 |
英雄の書(下) | 新潮社 | 新潮文庫 | 宮部みゆき | 704 | 27 |
夏の入り口、模様の出口 | 新潮社 | 新潮文庫 | 川上未映子 | 452 | 27 |
下町の迷宮、昭和の幻 | 実業之日本社 | 実業之日本社文庫 | 倉阪鬼一郎 | 630 | 上 |
おしまいの日 | 中央公論新社 | 中公文庫 | 新井素子 | 820 | 23 |
年刊日本SF傑作選2011(仮) | 東京創元社 | 創元SF文庫 | 大森 望、日下三蔵 | 1155 | 28 |
短篇ベストコレクション現代の小説2012 | 徳間書店 | 徳間文庫 | 日本文藝家協会 | 950 | 1 |
アルフハイムのゲーム | 早川書房 | ハヤカワ文庫SF | ジャスティナ・ロブソン、和爾桃子 | 987 | 上 |
生者の行進 | 早川書房 | ハヤカワ文庫JA | 石野 晶 | 735 | 上 |
灯籠 | 早川書房 | ハヤカワ文庫JA | うえむらちか | 735 | 上 |
僕は長い夜と長い昼を過ごす | 早川書房 | ハヤカワ文庫JA | 小路幸也 | 840 | 上 |
ヘンたて(仮) | 早川書房 | ハヤカワ文庫JA | 青柳碧人 | 735 | 下 |
鬼蟻村マジック | 文藝春秋 | 文春文庫 | 二階堂黎人 | 750 | 8 |
K・Nの悲劇 | 文藝春秋 | 文春文庫 | 高野和明 | 690 | 8 |
てのひら怪談 壬辰 | ポプラ社 | ポプラ文庫 | 加門七海、福澤徹三ほか | 630 | 5 |
大人のための恋歌の授業 〝君〟への想いを詩歌にのせて | 太郎次郎社エディタス | 近藤 真著 | 寺山修司、河野裕子、ハイネなど、古今東西の詩人・歌人・俳人の140作品を心ゆくまで味わい、ひきだされた感情を恋歌にかたどる。 | 20120409 | 1680 |
中村真一郎青春日記 | 水声社 | 中村真一郎著 | 小説家、批評家、詩人でもあるある著者の高校時代の日記を翻刻した厖大な読書録、福永武彦らとの交遊録でもある初の真一郎研究資料。 | 201204中旬 | 5250 |
大人の童話集 つなみ | 星雲社 | 青木ガリレオ&出泉アン著 | 東日本大震災のエピソードをもとに命の尊さと人間の絆、鎮魂の願いを描いた童話「つなみ」ほか、生と死をみつめる珠玉の童話集。 | 20120510 | 1575 |
タブラ・ラサ 頭のなかを空っぽにして | 鳥影社 | 東 宏治著 | やさしいことばを使った、抽象的で感覚的な、形而上的でリリカルな作品。ヴァレリーに傾倒した長い詩作業が裏打ちされている。 | 201205上旬 | 1680 |
ぼくの思考の航海日誌 | 鳥影社 | 東 宏治著 | ここは考えるカフェである。カップ一杯のコーヒーや紅茶を飲みながら、さまざまなことに思いをはせるための多くのものが詰っている。 | 201205上旬 | 1890 |
名歌名句大事典 | 明治書院 | 久保田 淳 長島弘明編 | 古代・中世から現代にいたる短詩型作品のなかから、和歌・短歌3,000首、俳句・発句2,000句を厳選。 | 20120510 | 36750 |
七夜物語(上) | 朝日新聞出版 | 川上弘美著 | 小学生のさよは、母親と2人暮らし。ある日、図書館で「七夜物語」という本にふれ、物語の世界へと迷い込む。『下巻』同時刊。 | 20120513 | 1890 |
トラップハウス(仮) | 光文社 | 石持浅海著 | デビュー10周年を迎えた石持浅海が描く、本格の王道「館」モノ。 | 20120517 | 1365 |
光(仮) | 光文社 | 道尾秀介著 | 闇と光の作家・道尾秀介が、柔らかくも精緻に書き上げた、少年小説のネオ・スタンダード。 | 20120607 | 1890 |
ラミュ作品集 | 国書刊行会 | シャルル=フェルディナン・ラミュ著 佐原隆雄訳 | スイスを代表する国民的大作家ラミュの作品集。「デルボランス」「民族の隔たり」「高地での戦い」ほかを収録。 | 20120521 | 4200 |
ふたり、幸村 | 徳間書店 | 山田正紀著 | 講談で真田信繁の「別名」として描かれる幸村だが、信繁とは別に実在していた。手練れが贈る、戦国時代エンターテインメント。 | 20120515 | 1995 |
鍵のない夢を見る | 文藝春秋 | 辻村深月著 | 普通の町に生きるありふれた人々にふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集。 | 201205中旬 | 1470 |
ダブルトーン | 平凡社 | 梶尾真治著 | 「何故あなたは夢に出てくるの?」。2人の女性が記憶を共有している不思議に気づいた時に始まる衝撃的な事件。ラブ・サスペンスSF。 | 20120523 | 1575 |
鳥の言葉 ペルシア神秘主義比喩物語詩 | 平凡社 | アッタール著 黒柳恒男訳 | ペルシアの神秘主義詩人アッタールの代表作を本邦初訳。神である霊鳥を捜し求めて、鳥(神秘主義者)たちがたどる苦難に満ちた旅。 | 20120510 | 3150 |
言霊たちの夜 | 講談社 | 深水黎一郎著 | 「外務省のお食事券」「妻は寄生虫」etc。言葉にまつわる勘違いがテロ事件へ。「笑撃」の日本推理作家協会賞受賞後、第一作。 | 20120523 | 1575 |
実験的経験 Experimental experience | 講談社 | 森 博嗣著 | ここにあるのは新しい小説のカタチ。小説の極点を軽やかに飛び越える、究極の森博嗣的「創作」。 | 20120523 | 1680 |
大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄 | 講談社 | 首藤瓜於著 | 昭和のはじめ、日本最初の専門精神科病院で起きた凄惨な事件。新米医師が謎解きに挑む。異能の乱歩賞作家による30年に1本の衝撃。 | 20120516 | 1995 |
燃焼のための習作 | 講談社 | 堀江敏幸著 | 雷雨がやむまで、もうしばらく。終わらない謎解き、溶けあう会話、習作という名の驚くべき試み。密室のやり取りが生む小説の快楽。 | 20120523 | 1680 |
廃工場のティンカー・ベル(仮) | 講談社 | 永嶋恵美著 | 廃工場、廃線、廃校など、うち捨てられた6つの廃墟、廃道を舞台に、凝り固まっていた人間関係が動き出す。心に響く短編集。 | 20120516 | 1680 |
21世紀の世界文学30冊を読む | 新潮社 | 都甲幸治著 | オースター、ピンチョンからミランダ・ジュライ、ジュノ・ディアス、そして中国、南米、旧ユーゴの作家まで。最強の世界文学ガイド。 | 20120531 | 2100 |
いつか、この世界で起こっていたこと | 新潮社 | 黒川 創著 | ベラルーシ人はチェルノブイリ人になった。震災後に生きる人たちを小さな光で導く過去のできごと。深い思索にみちた短篇集。 | 20120531 | 1785 |
月の夜のわらい猫 超常小説ベストセレクション (1) | 星雲社 | 椎名 誠著 | かなり風変わりな、不思議世界のヘンな話。それを椎名さんは「超常小説」と呼ぶ。著者自選傑作短編集。『2巻』同時刊。 | 20120501 | 1680 |
夜の国のクーパー | 東京創元社 | 伊坂幸太郎著 | 架空世界を舞台に伊坂幸太郎が描く、猫と戦争と、そして世界の理のおはなし。ジャンル分け不要不可、渾身の書き下ろし長編。 | 20120530 | 1680 |
ユーディットⅩⅢ | 東京創元社 | 平谷美樹著 | 日本軍の間諜に落ちぶれた青年・不破は、自分の運命を狂わせた絵画「ユーディットⅩⅢ」を巡る陰謀に身を投じる。著者の新境地。 | 20120511 | 1785 |
推理作家の家 名作のうまれた書斎を訪ねて | 西村書店 | 南川三治郎文 | ディック・フランシス、マイクル・クライトンなど海外ミステリの大御所30作家の創作現場を、本人たちの飾らない素顔とともに紹介。 | 20120512 | 2730 |
Delivery | 早川書房 | 八杉将司著 | 日本SF新人賞受賞作家が満を持して放つ誕生の物語。 | 20120523 | 1785 |
天狼新星 SIRIUS:Hypernova | 早川書房 | 花田 智著 | 現役の微生物学者にして劇団の作・演出家が伝説の本格SF演劇を自ら増補改訂小説化。 | 20120523 | 1890 |
痛み(仮) | 双葉社 | 貫井徳郎 福田和代ほか著 | 現在もっとも注目を集める気鋭の作家による警察小説アンソロジー。圧倒的に面白い短・中編を凝縮してお届け。 | 20120515 | 1260 |