手のひらの海に、汐はまた満ちる。それまで待とう、死ぬのは。(皆川博子『ひき潮』より) ―――吉川楡井の狂おしき創作ブログ。

-週刊 楡井ズム-

   
カテゴリー「雑記:福島のいま」の記事一覧

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いーすとのーす・しっくすそうるずかーにばりゅ

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明日明後日は東北六魂祭ですんで。宣伝しときます。こんな直前に(笑

いよいよ福島で開催です。僕も休日出勤です。ねぶたに出ます(嘘

駐車場係です。虚無員はツライヨ!

んで、祭りの舞台は我が職場。いよッ、市庁舎!

空飛べる人とか、僕とおなじ空気を吸いたい人とか、ヒマ人の人は、ちょっと顔だしに来てみてください。



こんな感じで、心休まる日々もなく、趣味はまだまだおあずけです。がっでむ。
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福島のいま#2

今週は天気がよかったです。


ということで、今日は県庁と市役所。


福島のいま

おはようございます。吉川楡井です。


さて、普段は見慣れぬ記事タイトルが目に付くところですが、本日で、去る東日本大震災、東北地方太平洋沖地震からちょうど1年が経ちました。

震災が齎した悲劇、激動はあえて言わずとも、皆様の脳裡に焼きついておられることでしょう。

当ブログはもっぱら吉川楡井の創作ブログとして活用してきておりましたが、自身への厄落としとでも言いましょうか、ここらで“書かなければならないこと”を書いていく必要があるのかな、と思った所存。

震災当時の騒然を改めて振り返るつもりはなく、かと言い、風化を懸念して苦悩を痛切に描くつもりもなく、フクシマならぬ福島のいまのありのままの光景を当ブログにも残しておこうかと思います。


――改めて振り返るつもりはない、と書いたばかりですが、懇意ではない方々には吉川楡井と福島との関係を記しておかなければなりません。

私、吉川楡井は、昭和62年、福島県の県庁所在地である福島市で生まれ、地元の幼稚園、市立の小中学校を経、県立でも有数の落ちこぼれ校を卒業後、地元の役所に就職いたしました。

その間、一貫して福島市に居住し、福島市のために働き始めて6年目。来月には7年目を迎えます。

とは言うものの福島人として、役所職員として、地方公務員として、自身の経験以上のことを語れるような器ではありません。
震災についても、以後の復興活動、放射能問題、より具体的な市政の取り組み、市民の避難状況、継続中の諸問題などあえて記事に書き起こせるものは、いささか顕微鏡でプレパラートを眺めるが如く、とても狭い視野のものばかりです。

とは言え、国内でも県土の広さは有数でありながら、東北のなかでも影の薄かった福島県が、いちやく悲劇の……否、良し悪しの入り雑じった世間の注目を浴びることになり、これまで日の目を浴びることもなかった福島の細部が露となり、時に解剖遺体のように、時に藝術品のように、ためつすがめつ眺められるいま。

何一つ正しい視点を与えられはしないものの、いまここで生活し、等身大の風景を目の当たりにしている身として、福島を映す窓にならなければ他に何が出来ようか、とそういう具合です。


私個人の感慨は、次回以降に回しましょう。
飽き易い私ですから、このコーナーも今回限りとなる恐れ請け合いですが、しばしお付き合いください。




更新情報

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プロフィール

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年齢:37
性別:男性
職業:虚無員



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