[解題]
『短編』96期のとある作品の感想にて、『夢で逢えたら』の方が夢の使い方が云々と書いてしまったので、戒めのためにもこの位置に。手法としては珍しくないし、ストーリー性もどこかで見たことがありそうなものである。
この作品で怖ろしいのは、夢魔の存在である。夢魔とは作中に登場する女でも男でもない。夢そのもの。メタ視点で誰がこの一連の夢を見ているかに尽きる。まあ、いわゆる“……という夢を見た。”のバリエーションに過ぎないが。
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