幻想の世界へようこそ
千文字で彩られる今宵の饗宴は、夢幻泡影……
儚き翡翠色の物語
蝶の羽ばたき、異国情緒、人ならぬものたちの行進、メルヒェンチック……
浮かんでは消え、消えてはまた浮かぶ、幻想の淡雪は
地に落ち、砂に塗れても、その煌きを絶やそうとはしません
夢幻の波濤、酩酊するほどに沐浴してください。
もう二度と現し世に戻らぬよう……
『蝶』『木偶街道四号線を北へ』『砂丘越えて』 『万魔殿』『ヘドロポリタンミュージアム』 『幻獣料亭』『十二夜のパレード』『巡礼』『王国の風』『月を青く塗る』『アクアリウムの死』 『霞の美人画』『雪と夜のタブロー』『仮面の城』『三日月のはしご』『ラダー、左の二の腕』『不屍祝祭日』『海魔の死んだ日』『空と風と水と』『さよなら二十世紀くん』
いかがでしたか
翡翠に眩めく幻想の翠……
その彩が示すのは、ここではないどこかの、なにかの輪郭、紋様細工
去っていってしまうのですね……
幻視の数々を忘却の彼方に追いやって
さながら夢幻の小旅行、いずれは醒めるといわんばかりに
貴方だけが知る、泡沫の行方……
本当は知っているはず、そちらこそが貴方の理想の世界だと
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