手のひらの海に、汐はまた満ちる。それまで待とう、死ぬのは。(皆川博子『ひき潮』より) ―――吉川楡井の狂おしき創作ブログ。
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「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の鬼才・園子温監督が、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵を主演に迎え、実在の事件をもとに描く愛の物語。21世紀直前に起こった、東京・渋谷区円山町のラブホテル街で1人の女性が死亡した事件を軸に、過酷な仕事と日常の間でバランスを保つため愛人を作り葛藤(かっとう)する刑事、昼は大学で教え子に、夜は街で体を売る大学助教授、ささいなことから道を踏み外す平凡な主婦の3人の女の生きざまを描く。
はい、つまりません。まったくもって、つまりません。あ、つまらない、の間違いでした。日本語ってめんどくさいですね。言葉なんて覚えるんじゃなかった。という使い方でいいのでしょうか。あのね、園監督。ちょっと休もうか。休んで新婚生活愉しんで、それから作品つくろ。とりあえず全然ぴんとこなかったね。ポルノにもなってなければ、ドラマにもなってない。なんか色んな味がするんだけどどれも薄くてワカンネえよって感じ。エンタメが変に文学にかぶれた結果の惨事でしかなくなってる。周囲も煽りすぎってのがイタい。
(鑑賞メーターより)
苦難の時期に作家ができることは?
「物語」を贈ることである。
小さな物語の光を集めて、人々に元気を与える。そんなコンセプトを立てて原稿を集めた。かけがえのない者たちの、かけがえのない物語たちは、これからも、語り継がれることになるだろう。そして、遺された私たちも、また「物語」なのだ。かけがえのない「物語」に励まされ、燦めき、ともに、未来に向けて、 語り続けていく「物語」。
物語よ、永遠なれ……。
(感謝の辞。あとがきにかえて より)
猫 平谷美樹 著 |
幽霊に関する一考察 飛鳥部勝則 著 |
オレオレ 草上仁 著 |
すりみちゃん 梶尾真治 著 |
ハドスン夫人の内幕 北原尚彦 著 |
しゃべる花 高橋由太 著 |
キリエ 太田忠司 著 |
ひとりで大丈夫? 蒼井上鷹 著 |
冬のアブラゼミ 安土萌 著 |
青い空 眉村卓 著 |
夏が終わる星 浅暮三文 著 |
鋳像 タタツシンイチ 著 |
ゆらぎ 傳田光洋 著 |
再生 たなかなつみ 著 |
崩壊 堀晃 著 |
AIR 瀬名秀明 著 |
庭に植える木 かんべむさし 著 |
密度 斎藤肇 著 |
地下洞 植草昌実 著 |
ぼくの時間、きみの時間 八杉将司 著 |
僕の遺構と彼女のご意向 木立嶺 著 |
惑星ニッポン 岡崎弘明 著 |
空を見上げよ 小中千昭 著 |
トリッパー 輝鷹あち 著 |
まごころを君に 田中啓文 著 |
間抜け 井上剛 著 |
江戸珍鬼草子〈削りカス〉 菊地秀行 著 |
…ツキ 白河久明 著 |
天国 北野勇作 著 |
クレイジー・ア・ゴーゴー 飴村行 著 |
少女遠征 黒史郎 著 |
前奏曲 石神茉莉 著 |
飛びつき鬼 岡田秀文 著 |
父帰ル 奥田哲也 著 |
俺たちに明日はないかもね-でも生きるけど- 牧野修 著 |
桜 田丸雅智 著 |
そ、そら、そらそら、兎のダンス 皆川博子 著 |
蛇平高原行きのロープウェイ 間瀬純子 著 |
銀のプレート 藤井俊 著 |
星を逃げる 宮田真司 著 |
窓 堀敏実 著 |
時計は祝う 松本楽志 著 |
一夜酒 江坂遊 著 |
機織桜 黒木あるじ 著 |
約束 森山東 著 |
空襲 深田亨 著 |
灯籠釣り 加門七海 著 |
螢硝子 速瀬れい 著 |
墓屋 篠田真由美 著 |
一年後、砂浜にて 倉阪鬼一郎 著 |
一つの月 タカスギシンタロ 著 |
忘れ盆・忘れな盆 小田ゆかり 著 |
望ちゃんの写らぬかげ 朱雀門出 著 |
その橋の袂で 矢崎存美 著 |
キス 峯岸可弥 著 |
おちゃめ 藤田雅矢 著 |
いつもの言葉をもう一度 井上雅彦 著 |
1001の光の物語 西秋生 著 |
異文字 真藤順丈 著 |
アンタナナリボの金曜市 入江敦彦 著 |
塔をえらんだ男と橋をえらんだ男と港をえらんだ男 西崎憲 著 |
楽園 立原透耶 著 |
石繭 上田早夕里 著 |
神様の作り方 坂木司 著 |
物語を継ぐもの 芦辺拓 著 |
小説の神様 中原涼 著 |
灰色の道 赤井都 著 |
女か虎か 高井信 著 |
おかえり 田中哲弥 著 |
下魚 雀野日名子 著 |
嫁入り人形 岡部えつ 著 |
どこか遠くへ 山口タオ 著 |
うきつ 星野幸雄 著 |
筆置くも夢のうちなるしるしかな 朝松健 著 |
妖精の止まり木 片理誠 著 |
林檎 新井素子 著 |
最後の挨拶 早見裕司 著 |
闇の中から生まれるもの達 三川祐 著 |